2011/12/25
Day1 |
マニラにて待ち合わせ&歓迎夕食会 |
Day2 |
ヌエバ・ビスカヤへ移動、オリエンテーション |
Day3 |
プロジェクトサイト視察① 農場視察とテーマ決めワークショップ、町長・町議会表敬とホームステイ |
Day4
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プロジェクトサイト視察② 農場視察と学校訪問、農産物卸売市場見学 |
Day5 |
農産物直販会の見学と世界遺産のイフガオ訪問 |
Day6 |
ビスカヤ観光とオーガニックナイト参加 |
Day7 |
現地学生らとコミュニティ開発研修を受講 |
Day8 |
プロジェクトサイト視察③ PRA(※1)の実践(マップ作成)と灌漑施設見学、ホームステイ |
Day9 |
プロジェクトサイト視察④ 植林体験と小学校訪問 |
Day10 |
最終発表会とお別れパーティー |
Day11 |
マニラへ移動 |
Day12 |
JICA、日本大使館、ユニカセ(※2)、PRRM(※3)訪問 |
※1 Participatory Rural Appraisal。参加型農村調査法。
※2 元ストリートチルドレンに雇用機会を与えることで、彼らのライフスキルを高めることを目的としているソーシャルビジネスレストラン。
※3 フィリピンで長い歴史を持つNGO、Philippine Rural Reconstruction Movement(フィリピン農村再建運動)。GLMiはPRRMをパートナーにプロジェクトを実施している。
参加者U.Kさんの感想
ヌエバ・ビスカヤについた夜、PRRYA(現地の学生団体)の皆と食べた食事に考えさせられた。家族を大切にする、家族のために何かをする、ということは彼らにとって当然のことであり、それがすべての基礎にある。 卒業後は妹弟に教育を受けさせるために働くのだという学生の話を聞くと、自分の身を振り返ってドキッとしてしまった。もうひとつ印象に残ったのは、「先進国の人が第三世界に何を学びに来る必要があるの?」という言葉だ。もちろん参加者たちはそれぞれ目的をもって合宿に参加したわけだが、自分はどんなスタンスでフィリピンやPRRYAやプロジェクト関係者と関わって行くのか、あるいは彼らやフィリピンは私たちをどう見て、どう受け入れてくれているのかということについて考えさせられた。
参加者M.Sさんの感想
土曜日の夜はこの合宿のメインイベント・・・ではないが、ちょっとなにか発表してほしいと言われたのを真剣に受け取った私たちにとっての緊張の大舞台であるオーガニックナイトだった。オーガニックナイトはプロジェクトで生産された野菜を使った料理をレストランで食べるイベントだ。私たちは日本から来ました!ということで、一発芸を2発とコントを2つ、あと歌を2曲も歌った。雨季で足元が悪かったらしくずるずるにすべったが、涼しい風の中、達成感と度胸の虹があがった・・・。
参加者A.Rさんの感想
この合宿では自分の思っていた以上のものを見て、知って、感じることができました。フィリピンに着いてすぐの停電。しかしこのハプニングのおかげでたくさんのホタルが光を放っていたこと、空には満点の星があったことに気づき、一瞬で停電したことを忘れずっと上を眺めてしまいました。農村では夕食の時間になると、お酒、つまみ、ギターを持ってきて、お酒飲んで歌ったり冗談言いあったり・・・。こういう空間にこそ、本当の幸せがあるんだなあと感じました。こういう幸せを大事にしている人たちの役にたちたい、そう思いました。
GLMiのスタッフの皆さんが現地に溶け込んで、農民の人とがっちり信頼関係をもって、このプロジェクトを進めているのを見て、「国際協力」を現地の人々の生活水準を上げるためのものと思い込んでいたのは、間違いだったことに気づきました。これだけではありません。ここには書ききれないほどの「気づき」がこの合宿にはありました。たくさんの気づき、たくさん考えたこの12日間は、大学生活の中で本当に貴重なものとなりました。そして、この12日間を楽しく学び、過ごすことが出来たのは、一緒に行ったメンバー、引率の方々が素敵な方ばかりだったからです。思いだしたらきりがないくらいです。本当にありがとうございました!